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外部依存から脱却。Studio導入で実現した「自走できるWeb運用体制」

外部依存から脱却。Studio導入で実現した「自走できるWeb運用体制」

ノーコード 2026年2月2日

  1. はじめに
  2. プロジェクト概要
  3. クライアントの課題
  4. 取り組み内容
  5. 成果と変化
  6. 学びと気づき
  7. 今後の展望

はじめに

今回は、医療業界でプラットフォームサービスを展開するクライアント企業様への支援事例をご紹介します。

当初同社は、外部パートナーへの依存や制作部門への業務集中といった「運用の硬直化」に課題を抱えていました。

ルーツのメンバーが参画し、ノーコードツール「Studio」の導入から運用の仕組み化までをどのように伴走していったのか。1年半にわたる支援の中で実現した制作スピードの向上と、「現場が自走できる組織づくり」の舞台裏を、担当ディレクターの高橋に聞きました。

プロジェクト概要

- まず、どんなクライアントやプロジェクトを担当されていますか?

私の主な役割は、アプリ内で表示されるWebコンテンツの作成や、コーポレートサイトの運用・改善です。Figmaを用いたデザインから、Studioを用いた実装までを一貫して担当しています。最近では、サイト全体のStudio化や、CMSを活用したお知らせ機能、資料請求フォームの構築なども手掛けています。

クライアントの課題

- 当初、クライアントが抱えていた課題はどんなものでしたか?

私が参画した当初は、デザインは社内で行い、実際のコーディングは外部の業務委託先に依頼するというフローでした。そのため、ちょっとした修正や更新にも外部とのやり取りが発生し、更新・公開までのスピードに課題がありました。

また、Webサイトに関するすべての制作依頼が制作部門に集中していたことも大きな課題でした。各事業部門がそれぞれ施策を打ちたいと考えていても、制作リソースがボトルネックになり、制作部門が本来注力すべき「UX設計」などの上流工程に時間を割けない状況になっていたんです。

取り組み内容

- その課題に対して、どのような支援や取り組みを行いましたか?

「外部依存からの脱却」と「各部署での自走」を目指し、Studioの導入と教育、そして運用ルールの策定を行いました。

具体的には、以下の3点に注力しました。

  1. アカウント・権限管理の整備: 情報システム部門と連携し、誰にどの権限を付与するか(デザイン編集、フォーム閲覧、CMS更新のみ等)のルールを策定しました。

  2. 実用的なマニュアルの作成:Webの知識がない現場の方でも迷わないよう、役割別の運用マニュアルを社内Wikiにまとめました。ツールの操作方法だけでなく、複数人で更新する際のルールなども整理しています。

  3. テクニカルな課題解決:合計7つほどあった既存のWordPressサイトをStudioへ移管するプロジェクトでは、AI(ChatGPT)も活用しながら膨大な記事データの移行を効率化しました。また、計測タグの柔軟な設定など、標準機能だけでは解決が難しい部分もJavaScriptを用いて工夫しました。

成果と変化

- 支援を通して、どんな成果や変化がありましたか?

最も大きな変化は、「更新スピードの劇的な向上」です。 例えばLPの改善案が出た際、その場で画面を操作しながら修正を行い、1時間以内に公開するといったスピーディーな対応が可能になりました。コーディングが必要な環境では考えられなかった早さです。

また、各部署がCMSを使って自分たちでページ更新を行えるようになったことで、制作部門の負荷が軽減されました。その結果、チームが本来取り組むべきUX設計などの業務に集中できる土壌が整いつつあります。社内で「Studioのことなら高橋さんに」という認知をいただけているのも、伴走支援としての手応えを感じる部分です。

学びと気づき

- プロジェクトや日々の支援を通して、どんな学びがありましたか?

「デザイナー」という枠にとどまらず、現場の業務フローを整理したり、ルールを作ったりといった「ディレクションや組織整備」の重要性を痛感しました。

成長スピードの速い企業様だからこそ、単に「作る」だけでなく、その後の運用をどう楽にするか、どうすれば現場が使いやすくなるかをセットで考える力が求められます。UX設計からデザイン、実装、そしてタグを用いた効果計測まで、一気通貫でサポートできる経験は非常に大きな自信になりました。

今後の展望

- 今後、挑戦したいことや取り組みたいテーマはありますか?

今回の現場で培った「大規模サイトのStudio移管」や「運用組織の立ち上げ」の知見を、他のクライアント様にも還元していきたいです。

特に、既存サイトからStudioへの乗り換えを検討されている企業様は多いと思いますが、移行には技術的な工夫や運用ルールの再構築が不可欠です。実体験に基づいたノウハウをシェアしながら、より多くの企業のWeb運用をスムーズに、そしてクリエイティブにしていきたいと考えています。

課題の整理から一緒に考え、現場の方々が自走できるまでを支える“伴走支援”を、これからも大切にしていきたいです。

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